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(c) 2016 Minori Yamazaki -Japanese Artist-


by ardest
[作品アーカイブ 宮沢賢治童話村「星の教室」2001年]
「星の教室」正面中央に設置された星の覗き箱内部の映像です。箱自体は30cm立方で、パターンの色彩がゆっくり変化するようになっています。cumosキューモス立方体万華鏡の原理を応用したものです。  ★cumos立方体万華鏡のアーカイブへ
宮沢賢治童話村「星の教室」に設置した覗き箱cumos_a0031847_11362086.jpg

宮沢賢治童話村「星の教室」に設置した覗き箱cumos_a0031847_12263739.jpg
比較的大きな覗き穴から、当時使っていたソニーのサイバーショットで内部を撮影している様子が写っていて分かってしまいますね。

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# by ardest | 2006-09-01 11:38 | 宮沢賢治童話村 星の教室
[作品アーカイブ2001] 花巻市宮沢賢治童話村「星の教室」
★カシオペア  w1100×d600×h250 
宮沢賢治童話村「星の教室」ライトアートオブジェ設置_a0031847_17451557.jpg

★アンドロメダ w900×d450×h250 
宮沢賢治童話村「星の教室」ライトアートオブジェ設置_a0031847_17455175.jpg

★ほうき星   w1100×d600×h500 
宮沢賢治童話村「星の教室」ライトアートオブジェ設置_a0031847_17462680.jpg

素材は全て同じ、アクリルミラー、アクリルハーフミラー、蛍光灯、ハロゲンランプ、光ファイバー   Copyright 2001- Minori Yamazaki
※このブログの宮沢賢治童話村「星の教室」関連記事一覧

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# by ardest | 2006-08-24 17:46 | 宮沢賢治童話村 星の教室
[制作と設置作業資料]    2001年7月に制作。
宮沢賢治童話村「星の教室」ライトアートオブジェ設置_a0031847_16412039.jpg

アクリルのドーム型ミラーやハーフミラーを加工し、光ファイバーを埋め込む。
宮沢賢治童話村「星の教室」ライトアートオブジェ設置_a0031847_16413682.jpg

宮沢賢治童話村「星の教室」ライトアートオブジェ設置_a0031847_1641554.jpg

宮沢賢治童話村「星の教室」ライトアートオブジェ設置_a0031847_16422135.jpg

宮沢賢治童話村「星の教室」ライトアートオブジェ設置_a0031847_16423551.jpg

※2001年当時はblogシステムがなかったわけで、便利な更新性を生かして今頃アーカイブ作成に利用しています。
 Copyright 2001-2007 Minori Yamazaki

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# by ardest | 2006-08-24 16:43 | FANTACL light art
宮沢賢治童話村\"星の教室\" ライトアート制作_a0031847_1955192.jpg

これは、2001年7月の仕事でした。宮城県花巻市の宮沢賢治記念館に隣接する新しい施設です。
木造の賢治の教室が建てられ、その中の一つである「星の教室」にヤマザキのライトアートFantacl シリーズを複数設置しました。 (設計施工はムラヤマ)
教室は、全部で5つで広場から向かって「森の教室」「植物の教室」「動物の教室」「星の教室」「鳥の教室」となっています。 下の写真は、星の教室の外観と内観です。
宮沢賢治童話村\"星の教室\" ライトアート制作_a0031847_16252741.jpg

宮沢賢治童話村\"星の教室\" ライトアート制作_a0031847_1626356.jpg

宮沢賢治童話村\"星の教室\" ライトアート制作_a0031847_16261741.jpg

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# by ardest | 2006-08-24 16:27 | 宮沢賢治童話村 星の教室
美術出版社[デザインの現場] 1988        [メディア掲載アーカイブ]
「空間の表現者たち」特集掲載記事
空間の表現者達「高野山東京別院落慶記念イベント空間演出」_a0031847_22112827.jpg

●高野山との出会い
 昨年九月、事業拡大をめざして新事務所を代々木上原に開設し、まもなく名称を芸術本舗文殊と決めた。メンバーのヤマザキ、森村均、姉歯公也が、芸大出身というアカデミズムに対するアイロニーと、今日の高付加価値で多種多様、かつ総合的なデザインビジネス、イヴエントビジネスに対する果敢なる挑戦の意味を込めて命名したっもりである。ようするに、おもしろくて前向きなことならなんでもやる気の事務所である。
 半月ほどたったある日、電話がなった。「ヤマザキさん、高野山の落慶記念イヴェント、やりませんか」。有名なプロデューサーS氏の声である。「高野山のイヴェント?やります!なんでもやります!おまかせください」ということで、港区高輪にある高野山東京別院という、真言密教のお寺の仕事が飛び込んできたのだ。文殊に高野山。なんという巡りあわせだろう。事務所開設以来、唱えていた「仕事どんどん無限依頼、お金ざくざく無限供給」の「文殊教」の御利益が現実になってしまったのだ。愚か者でも、三人よれば文殊の知恵、というあの諺を拝借したまでのことだったのに、アー願ったりかなったり。

●総合的な世界観
 さっそく打ち合わせ。S氏いわく、涅槃の境地、解脱を感じる空間、非日常な悟りの世界をつくりたいとのこと。真言密教の思想、およびコスモロジーを空間化、パヴィリオン化するという課題だ。総予算約一億円。「ネハン、ゲダツ、サトリ?え、イチオクエン!」頭をひねってばかりはいられない。すばやくリサーチ。

 密教思想をひとことでいえば、大宇宙と個我の同一性ということになる。山川草木、国土は皆、仏性をもっているともいう。人間は、宇宙に包み込まれているが、人間ひとりひとりのなかにもまた、大宇宙が同時に存在する。ミクロコスモスは、本質的にマクロコスモスにほかならないのだという、まことにトータルな思想なのである。「フムフム……」。

 この総合的な世界観が密教の特徴で、近代西欧文明の、どちらかというとぎこちない分析的、絶対的な価値観になれてしまったわれわれに、もっとゆったりとした、全体的なものの見かた、直感的、感覚的なものの把握法を教えてくれる。現代人に欠けている自然との連帯感、宇宙との一体感といった、原初生命のパワーを取りもどすという意味で、いま密教が新鮮さをもちえるようだ。「ナルホド!」。
空間の表現者達「高野山東京別院落慶記念イベント空間演出」_a0031847_22114088.jpg

●両界曼陀羅と五大
 真言密教には、両界曼陀羅と五大という、たいへん意味深いふたつのテーマがある。そして、両堺曼陀羅の宇宙観の対比関係が、ひじょうにおもしろいのだ。

 胎蔵界曼陀羅は、母親が胎児を慈しみ育てるような、仏の慈悲の心で衆生を救済する精神。暖かく、愛に満ちた子宮=宇宙そのものといった世界観。これにはドーム空間をあててみた。曲面体、球体を利用することで、床周辺からの天上界全体への調光や、包み込まれるようなメロディー中心の音場設定など、環境演出が可能となるからだ。おまけに、レーザー光線のスキャニングにもつごうがよい。これらによって観客に、あたかも胎児が子宮壁を垣間見ているかのような視点、あるいは宇宙と個我との一体感を提供しようというのが、最大の狙い目である。

 対照的に、金剛界はピラミッドのような直面的、構築的な空間感だ。事実、ピラミッド型パヴィリオンで、内面をぜんぶ鏡張りにすることにより、結晶構造のように四方へ拡がる異次元空間、クリスタルラビリンスが表現でき、ダイヤモンドのように堅固な悟りの心を表せる。色彩としては冷たい暗緑色、サウンドとしては、規則的に繰り返すリズム。床に置かれた、九つの台形に組み込まれたモニターが、デジタルな光となって、ミラーに反射を繰り返す。論理的な知恵と精神。規則正しい透明感と統一感、といった金剛知の世界が具現できたと思う。

 五大とは、地・水・火・風・空いう宇宙を構成する五つの要素のことで、お墓にある五輪塔は、まさにそれを表したもの。ふたつのメインパヴィリオンをむすぶ回廊を、それぞれ風の回廊、水の回廊、地の回廊になぞらえてみた。そして入り口には、九会の映像のメインモチーフ、「サヌカイト」という二、三万年前にできたひじょうに緻密な岩をディスプレイし、物言の始まりを予感させた。と、ともにそれが胎児となり。仏の慈愛をうけ、やがて金剛知の悟りを開き、最後に五大となって宇宙へ帰っていく、という輪廻観をテーマにしたストーリー展開から、出口のホワイエには、五色の御影石でつくった五大を置いたのだった。

●空間演出の手法

 今回の仕事は、このような真言密教の宇宙観を、言葉や絵図によらず、ひとびとに、ただ通りすぎるだけでそれを感じとらせる、悟らせてしまうという空間演出の試み、ということになる。手法としては、当然、光、映像を動員し、それらをハイテクによって制御することになる。けれども、なかにはお寺にハイテクやイヴェントは似含わないよ、というご意見の方もいる。しかし考えてみると、平安の昔においてもそれ以前でも、寺院や宗教儀礼というものは、その時代の最先端技術と文化の粋を結集したもので、もっともはでなエンタテイメントだったはずだ。

 いつの時代でも、歴史に残っていくものは、その時代を先取りしているものだと思う。そういう意味で、現在可能な先端テクノロジーやメディアを、「道具」や「媒体」として使っていくことに、なんらこだわりはない。いまだからこそ使える、素材や技法を駆使していく。現代に生きることの特権を最大限に利用していく。これこそ創造の醍醐味であるし、基本だと思うわけである。

 イヴェントプロデュースは、その規模や動員、波及効果から、現代のもっとも先端の総合芸術といえるのではないだろうか。そして文殊としては、こういった形態の催しに参加できることに、最大の喜びと興奮を感じてしまうのである。
[文責一ヤマザキ、ミノリ]

この項撮影=T.Nakasa & Partnaers [ただし♥中川道夫、◆=ヤマザキミノリ]
# by ardest | 2006-08-23 19:49 | 高野山マンダラパビリオン